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From:眞田
この塾は人気がなくて、ある中学からは2人しか通えてもらえていません 涙。
その2人が入塾してきてくれた時の印象は、2人とも、勉強ができるかできないかでいったらできる方だけど、勉強の向かい方に問題があるからそこまで上にはいけないだろう、でした。
しかし、入塾してから1年くらいした時に1人が覚醒し始めたのを感じ、これは常に1位を狙えるかもしれないと思うようになりました。そしてその数ヶ月後にはもう1人の覚醒も感じました。この子も1位を取れそうだと思いました。それからは私の中で2人の目標は1位になりました。
そうはいっても、1位の座は1つですから、1人が1位であれば、もう1人は1位は取れません。私は、いわゆる「平等性」はほとんど気にせず、自分の判断基準に従って教えるのですが、流石にこの2人には平等性を意識せざるを得ませんでした。2人の点差は5点以内に収まることが多く、1点差のこともありました。自分の教え方や接する時間によって順位が左右されるかもしれないと思うと、さすがの私も少し気にしました。(とはいっても、気にしようとしまいと、「自分より相手を勝たせようとしている」と思われるので、嫌われてもいいやと思って気を配るレベルを下げました)
見事1位を取ってきてくれたとしても、あまり褒めてあげることはできませんでした。1位を取れなかった子のことが気になるのです。2人とも凄く頑張ったのを知っているので、1位を取ったとしても喜びの舞を踊ることはできませんでした。
そんな喜びきれない複雑な気持ちになるテストですが、先月おこなわれた中学3年生の最後の定期テストでは、2人の点数は同点で、同時1位を取ってきてくれました。最後の最後で最高の結果を出してくれて本当に嬉しかったです。さすがにその日は興奮して全然眠れませんでした。
生徒が2人しかおらず、その2人の生徒が同時に1位を取ってきてくれるようなことなんかこれまで経験したことがなかったので、すごい夢を見させてもらえたなあと感謝の気持ちでいっぱいです。本当によくやってくれました。ありがとうございます。
定期テストは最高の結果で終わったとしても、まだ入試は残されていて、その結果はどうなるかはわかりません。真なるハッピーエンドを期待したいけど、もしかしたらそれは叶わないかもしれない。
これまで定期テストをどれだけ頑張ってきたか、なんて入試の合否に一切関係ありません。想いの強さとか、毎日8時間勉強してきたとか、金持ちだとか、貧乏だとか、片親だからとか、恵まれない家庭だからとか、塾にいっているとか、塾にいっていないとか、そういったことも関係ありません。
入試の合否に関わってくるのは、実力があるか、ないか。その一点のみ。
シンプルで、いいね。
実力をつけよう。